2017年3月15日水曜日

岩翡翠で見る「NIKKOR-P・C Auto F5.6 600mm」の描写

翡翠(カワセミ)撮影は冬場が主なので鮮やかな新緑を背景にすることが難しいので、このレンズのようにアクロマートだと、グリーン系以外の背景でグリーンの収差が分かります。特に補色関係にあるマゼンタ系の背景では目立ちます。注意点としては「翡翠」サイズの被写体の場合に拡大されて気になる訳ではなく、背景そのものに出現する点です。

「そんなクセのあるレンズを、何で使うの?」
翡翠が目の前に居るのにレンズテストの為だけに「使えないレンズ」で撮影する「心のゆとり」はボクにはありません…このレンズというか、この『レンズ・ユニット』には「絞り」も「ヘリコイド」もありません。つまり、「密封されたボトル」状態なので小雨くらいでは雨水がレンズ内に侵入することも結露もなく、「今にも降り出しそうな」「薄暗い空模様」で「大口径・超望遠 2400mm F5.6相当」の真価を存分に発揮してくれる頼もしいレンズなのです。

このサイズでは気になりませんが、「画像クリックで拡大画面ポップアップ」して見ると背景の「大きな明るい斑点」輪郭のグリーンが目立ちます。

・コントラストが低く細かい背景だと余り目立ちません。

・こんな風に、細かい背景でグリーンが混在すると気になりません…(笑)

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